福本早穂の教育心理カウンセリングオフィス、子どもと家庭の相談室こころのそえぎ 京都市山科

こころのそえぎ

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家族療法の講座から・・・家族同士の支え合い

今日は、精神疾患をもつ患者の家族への支援として

家族同士の支えあいのグループ作りの話とワーク

家族教室はもともと、統合失調症の人の家族への援助として始まった歴史がある。

最初は「家族教室」として、専門家がつくり、

徐々に家族同士の学びあい、支えあい、育ちあいの場へと移行していく。

統合失調症に関して言えば、1940年代は、生育歴、つまり母親の育て方に原因をみる精神分析学派の視点が主流だった。

(やっぱりこういう考え方は古いのよね。これやると、母親が傷つき、子どもが暗くなり、・・・ちっともいい方向へいかない。)

家族間のコミュニケーションに問題を見る、これもやはり家族病因論である。

1970年代以降、家族システム論から問題解決をはかる。

         ↓

家族のもつ治療的な側面が患者の治療に良い経過をもたらしている。

家族の持つ問題解決能力を開発する。

という視点の転換がなされた。

家族グループの効用

患者の精神生物学的脆弱性に加えて、ストレスフルな環境要因が関連して、発病した。→生物学的な要因とわかると、家族の自責感や負担感(私の育て方が原因、と自分をせめ、だから私が何とかしないと、と抱え込む。)が軽減される。

複数の家族と話し合うなかで、

自分たちだけじゃないと思える。→実際の困難、悩みより孤立感、孤立無援感(だれも助けてくれない。)に落ち込む。

他の家族の話をきいて、自分の家族関係の改善ができる。(構造、ルール、役割、コミュニケーションなど)

患者とのコミュニケーション技能、対処技能の改善(うまく行った経験の共有、そして技能を訓練する)

経験を話し、他の家族に役に立てたとき、自信や自尊心を回復する。(現実的で妥当な解決策を教えてもらえる。)

家族のコミュニケーション不全の例

1、家族みんなが「言わなきゃソン」という思い込みがある。

  だれもがうるさく自己主張していて、けんかが多い。

2、「言うだけソン」「言ったって無駄」の思い込み。

  だれもしゃべらなくなる。コミュニケーションできない。

3、家族なんだから、言わなくてもわかってよ。

  コミュニケーションがうまくいかない。

 

お互いに素直に言えて、素直に聞けるとコミュニケーションってうまくいくんだなとわかる。

再発防止のためのグループの役割

 

今日の家族グループの話をきいて、

♪あんだんて♪が、心理療法的に見ても

いい親の会になっていることに自信をもった。

スタッフ同士が仲良いからねえ、うちのグループはd^^b

今日の格言・・・

「仲良く・褒めて・積み重ね」

毎日の継続が大切なんですね。

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