福本早穂の教育心理カウンセリングオフィス、子どもと家庭の相談室こころのそえぎ 京都市山科

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こころのそえぎ日記(ブログ)

2011年1月

魚の切り身のお姉さん

お姉さんが結婚して間もないころ、お姉さんのお母さんが(私は「○○のおばちゃん」と言ってた)「離婚とか再婚とかは、芸能界の人がすることやから・・」って笑って言ってました。「うちら芸能人とちがうし」って。

やんわりと地道な暮らしをしなさい、辛抱が肝腎、ご主人を大事にして、・・・という意味がこめられてたんでしょうね。おばちゃんは、ユーモアあふれるおっちゃんと結婚して4子をさずかり、当時どこの家も裕福ではなかったのでそれなりに貧しく、いつも立ち働いておられました。お化粧っけなく飾り気のない、でも顔立ちの整った美しい人でした。

おっちゃんは、「お母ちゃんはビヨウイン(美容院)へ、わしはビョウイン(病院)へ」なんて言うおもしろい人でした。日曜日には、金盥(かなだらい)を裏庭に出して、家族中の洗濯を鼻歌歌いながらしておられました。洗濯機が普及してなかった頃、みんなかなだらいに洗濯板、ミヨシの洗濯石鹸で手洗いしたものでした。○○のおばちゃんは、きっと喜んでいたのでしょうけど、うちの母親がご主人のことをほめると、照れくさいのか「うちの洗濯機あかんねん、(よごれが)落ちてへんねん」って笑ってました。

子どもさんたちは、思い思いに趣味で好きなことしていて、働きだしたらステレオを買って、休日にはいつもクラシック音楽が聞こえてきていました。ギターを習い始めたり、絵を描いたり、陶芸にはまったり。お茶、お花。・・・家族一人ひとりが生活を楽しんでいました。

せまいながらも楽しい我が家を地でいく家庭で、今の私の家庭モデルになってます。(自分の生まれ育った家は残念ながら、安らぎのある家庭ではなかったのです。)

 

長屋の子どもたちは男女関係なく、家事手伝いをよくしていました。練炭火鉢に火をおこしたり、薪で風呂を焚いたり、その薪を割ったり、市場へおつかいに行ったり、米を洗って炊いたり、洗濯したり・・・小学生のころから結構生活力があり、逞しかったものだなと思います。

家族で力を合わせないと暮らしを支えられない時代だったんですね。

 

 

魚の切り身の思い出

70年代、市場がまだたくさんあった頃、年上の幼なじみが結婚した新居に遊びに行ったんです。

姉のいないわたしにとっては、「お姉ちゃん」みたいな人。

5軒長屋の同じ並びで、家の裏庭はほとんど仕切りがなく、子どもたちは自由に行き来していたから、赤ちゃんのときからよく知ってもらっています。

遊びに行ったら、夕御飯をごちそうしてくれました。

「昨日も、かれいの煮つけをしようと思って魚屋さんにおろしてもらうときに、『二つに切って、頭のほうを大きめにしてね』って頼んだら、おっちゃんが『ええなあ』っていいやんねん。おもしろいやろ。」って、ふふふっとうれしそうでした。

そんなエピソードから、(そうかあ、魚って頭のほうがおいしいんや!)と教わったのです。

魚屋のおっちゃんは、新婚らしい奥さんが、おいしいほうをだんなさんに出すと分かっていて、それを大きめにって言う若奥さんが微笑ましくて、仲のよさを冷やかして言ったんですね。粋なおっちゃんでしょ?!(^^)!

 

春の4回シリーズ「不登校の親子のためのコミュニケーション講座」(親対象)

冬は事務所の移転などで休止してしまい、申し訳ありませんでした。

春の講座スケジュールをご案内します。

2月27日(日)第1回「心の状態を知る」

3月 6日(日)第2回「どんな会話してるかな?」

3月13日(日)第3回「肯定するってどうすればいいの?」

3月27日(日)第4回「私もOK あなたもOK」

時間:1時30分〜4時30分  

定員:6名(場合によっては増えることもあります。)最少催行人数3名

受講費:4回で7000円(あんだんて会員6000円)

<1回目に全納していただきます。途中欠席の場合お返しできませんが、レジュメをお渡しします。>

単発の方は1回2000円(会員1700円)

<但し全4回予約の方が優先になります。>

場所:あんだんて事務所内(JR山科駅から徒歩10分)京都市山科区竹鼻扇町47-8 SAKIZO MAIZON(サキゾーメゾン)竹鼻101号室

講師:福本早穂(交流分析士インストラクター)

*交流分析を基本にした講座です。

交流分析は、精神分析の口語版といわれるように、人の交流が目に見えるかたちで図示され、だれにでもわかりやすい特長があります。その理念は「私もあなたもOK」という自他尊重と自律的な生き方にあります。

シリーズですので、なるべく4回つづけてお越しください。

いい意味で親子関係が客観的に見えるようになり、よりよいコミュニケーションに活かせると思います。

しんどい子どもを「見守る」だけでいいのか?どう接したらいいのか?

相手が何を考えているのかわからない。・・・などいろいろな悩みがあると思います。グループで一緒に学ぶと気づきもいっぱいあっておもしろいですよ!

秋に受講してくださった方々の感想をいただきました。

子どもとの関係がよくなり、以前より会話が増えた。子ども見守らなければならないと頭では分かっていたけれど、講座を受けて気持ちに余裕ができた。自分を肯定できるようになった。など・・・

私も講座をしてよかったと思えてうれしいです。

お申し込み&お問い合わせは、上記黄色のラインにある お問い合わせ をクリックして、メールをしてください。

2月より新しいルームです。

1月31日不登校支援の♪あんだんて♪事務所移転にともない、「こころのそえぎ」も移転します。

閑静な住宅街にあるワンルームマンション。

今のところは部屋数だけは多かったけれど、人が集まるには使いにくかったのです。

不登校支援活動も8年たち、古い資料など整理するいいチャンス。不要な家具類も処分し、すっきりコンパクトになりました。

グループ活動としても、カウンセラーとしても次のステップにいく時期に来たのだと思います。ちょっと不安、少し楽しみ。さあこれから何をどう動かしていきますか?

野菜の煮物、おひたし、白和え、・・・

おばあちゃんの好きな料理ができると、子どもたちに頼んだり、自分で届けたりします。

同じマンションの2階下に住むようになり、もうすぐ4年。慣れるまでいろいろあったけど、最近おばあちゃんの体調も落ち着いて来ました。

でも、夕御飯を届けるとき、ベッドで寝ていると、一日中言葉を交わさないまま過ぎてしまいます。そんな日が多くなると、こうして少しずつ遠くなって、最後の別れの日が来るのかなとしんみりした気持ちになります。

私や孫たちと話すとうれしそうだったり、届けたものをなんでも喜んでくれるのがはげみになって、ちょっとひと手間かけてつくってみようという気にもなるのです。

 

だんだん弱って行く人が、だれかの支えになることがあるんですね。

 

春の予感

空気は冷たいけれど、太陽の光は日に日に力を増してきます。

雪が降ったあと日がさし、あちこちが輝いているのを見るとうれしくなります。 

いちばん寒いときに、もう春を予感させてくれる季節ですね。

 

今つらい状態がつづいているときも、命の芽は出る準備をしているのかもしれません。

 

神社巡り

1日、まだ雪がだいぶ残っていたので、初詣は2日に。

でも、おばあちゃんは足元が危ないから行かないっていうし、お正月から大学に行くという次女。(なにしに行くねん?)風邪が治ってない長女。昼まで寝ている長男。

ってわけで、はからずも何十年振りかで、おっちゃんと夫婦水入らずで行くことになりました。

最初に行った神社は、裏さびれた牛小屋みたいな傾いた家屋の横を通り、「ええー、こんなところに本当に神社があるの?」って言ったら、ご高齢の宮司さんが目の前に。(ごめんなさい、聞こえた?)

拝殿の天井からたくさん赤いちょうちんが下がっていて、それが全部ぼろぼろ。おばけの提灯みたいに、パッカリ口をあけて今にも裂けて落ちてきそう。

それを上にみながらお参りしました。さきほどの宮司さんが、お供え物を手に、おぼつかない足取りでよろよろと拝殿に入って行かれました。お役目とはいえ、人が顧みなくなったあとも神社を守っていくというのはご苦労さまです。

そこを出発点にして、あと4つ回りましたよ。

最初が最初だから、ひなびた小さい神社でもどこへ行っても立派に見えて・・・。(*^_^*)

おみくじも最初に「凶」が出てきたので、意地になって「大吉」が出るまでひきまくり・・・。(^O^) (信心のないのが丸わかりですねー。)

久しぶりにおっちゃんと食事して、神社の甘酒で三三九度して(うっっそー!)^o^( )たのしー初詣でした。

あけましておめでとうございます・・・まずは家族から

おおみそか、すごい降雪でしたね。

おっちゃんは雪の山が好きなので、シャベルをもって行きました。雪が降らないと、シカが増えて山の木や植物が壊滅状態になってしまうらしいのです。毎年、危機感をつのらせていて、降雪量を気にしています。

私は私でちゃんと帰れるかしら?と心配でしたが、一緒にお正月を迎えることができました。年のせいか、のんき坊主の私も心配するようになりましたね。

どか雪のおかげで、家族がみんなそろって元気に新年を迎えられる有難さを、しみじみかみしめました。

 

子どもたちが小さい頃は、年末からお正月にかけて山に行ってる人だったので、私はさびしいのと腹を立てていて、(さいわい?)心配まで気が行かなかったんだけど、雪渓で滑落してピッケルの先がひっかかって助かったこともあるらしく・・・。(当時は、内緒にしていた。コワーイオクサンに行かせてもらえなくなるから。)

若くして未亡人になる確率は大きかったようです。そう思うと、今当たり前に家族みんなわいわいだじゃれを言いあい、けんかもしながら過ごしている日常が、本当は有難いことなんですね。

 

今年も、この家族を心の基地にして、やりたいこと山積みの私、落ちていく体力をなだめつつ自分なりにやっていきます。

不登校支援では、経験者と当事者が出会う場(ピア・サポート)づくり。新しい事務所も見つかり、年の初めに3度目の引っ越しです。行政との連携が強まっていきそうです。

カウンセリングは、ゲシュタルト療法の学びを継続。寄り添うカウンセリングを極めたいですね。

講座も事務所以外で外に出てやることも考えています。ご興味のある方、ご一報くださいませ。

というわけで、今年もよろしくお願い申し上げます。m(__)m

 

 

 

 

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