福本早穂の教育心理カウンセリングオフィス、子どもと家庭の相談室こころのそえぎ 京都市山科

こころのそえぎ

子どもと家庭の相談室へようこそ

小学生の不登校

不登校になる小学生の割合は、中学生に比べるとずっと少ないです。(H20年度小学生・・314人に一人。中学生・・35人に一人。)

親子支援ネットワークあんだんての相談でも小学生はほとんどなく、中学,高校で行けなくなったご相談が多いですが、私も含めてスタッフの子どもたちはほとんどが小学校から行けなくなっています。
その経験に加えて
元小学校教員の方で現場で補助をしている方や長年相談員をしている方、他の親の会の世話人さん、不登校経験者の学生など、いろんな人からお聞きしたことを書いてみます。

小学生は、6歳から12歳という発達と成長の著しい時期なので、低学年、中学年、高学年によってつまづきの感じ方がちがっていたり、個個の子どもの発達の違いも大きいので、少なくとも低学年とそれ以上の学年では分けて考えないといけないのではないかと思います。
不登校に至る要因はいくつかあって、それらが微妙に絡み合いながら溜まりにたまって、なにかのきっかけでボンと行けなくなってしまうのです。

いろいろな不登校の要因
小学校低学年の場合
幼稚園から小学校に入学すると、なにもかもががらっと変わり、新しい体験ばかりになると、適応できなくなってあたまが混乱してしまう。新しい環境に入るとストレスや不安が強い。
そういう子どもは、クラスがかわったりするときも、慣れるまでに時間がかかる。

教室で不安なこと、子どもの何とも言葉にできない「違和感」があって親と離れられない。
クラスが騒がしくて馴染めない

落ち着きのない子どもが先生に怒られるとそれをみて自分は怒られないようにしようと緊張して疲れる。
いじめではないが、いじめのような小さいことがいっぱいあって、ストレスがたまってしまった。

給食指導が厳しい

感受性が鋭い子。親が言わなくても、こうしたら喜んでくれる、とわかって期待にこたえようとしてしまう。周囲の子にお世話をしてお姉さん的な良い子が、しんどくなってしまって行けなくなる。
先生も今までしっかりしてちゃんとしていた子が来れなくなるとびっくりされる。

発達障害的な、でもわかりにくい程度の困難を持っている子ども。
運動会のダンスの練習でつまずいた子も。
ひろい運動場で大勢が動くので、自分がどう動いたらいいのか把握ができない。ダンス自体も普段の動き方と違うので、予想がつかなくてとまどう。

完璧を求めることも。
自分の中でこんな絵を描きたい、こんなふうにしたい、こうあるべき、と理想やイメージがあるけれど実際にやってみるとちゃんとできなくてイライラしてしまう。失敗することをひどく恐れてしまって動けなくなる。

低学年の子どもは、親が力づくで行かせたら体は行ける。心はどうかはわからないけれど。
でも、無理に行かせることで子どもの中に軽い発達障害などの問題があっても、問題を先送りしていることになり、先で大きなつまづきとなって表れる、ということもある。 つづく

コメント

コメントをお寄せください。

コメントの投稿

* コメントフィード

トラックバック

トラックバックURL: http://kokoronosoegi.net/2012/0205223024.html/trackback/

ページトップへ上矢印

Get Adobe Flash player