福本早穂の教育心理カウンセリングオフィス、子どもと家庭の相談室こころのそえぎ 京都市山科

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飛行機雲

昨夕、母の買い物を買いに行った帰り、夕焼け空にひこうき雲が何筋も延びているのに気づいた。

すでに太く散っていく雲の筋の一番端に、

今ちょうど空港に向かっている機が吐いている筋がくっきり。

機影は全然見えないでいて、光の点から輝く糸が吐きだされている様に見とれていた。

 

子どもの頃は、よく空を見上げていた。

こんな光景をみるとわけもなく心が踊って、興奮していた。

 

海岸沿いを走る遠足のバスの窓から水平線を見ただけで、感動していつまでも見飽きなかった。

 

 

近所の田んぼの向こうに沈む夕陽がとてつもなく大きく真っ赤に熟れていた光景が忘れられない。

 

 

はじけるようにわくわくしたりどきどきしたりときめいたり、

子どもの頃は喜びや悲しみも抑えようもなくこみあげるようなものだった。

 

子どもの頃の感性は、もうなくなったなあと気づいてからもう何年経つのか?

今は、しみじみ、じんわり、まったり、感じることが多くなった。

ちょっとさびしくて、ちょっとここちよい感じ。

 

 

 

 

コメント

飛行機雲、小さいとき飛行機雲を眺めて感動したときのことを思い出します。庭の小さな沈丁花の香り、遅咲きのチューリップが咲いてきました。毎日、ウグイスや小鳥たちが賑やかになっています。そんな環境の中で住んでいます。母が季節の行事や味覚を大切にする人だったので、私も娘たちに大切してきました。行事にはとっておきのお手まいりを作るようにとしています。今の時期、長女と次女には、お弁当と図鑑をもって「ののはな体験隊」をしていました。
そして、私と同様、季節の風情が好きな子なので、月をみたり、星をみたり、桜をみるのに遠回りして帰ってきたり、寒いのに昨日も満月をココアを飲みながら暫くみていました。
この時期の透き通るようなブルーや紫の花はとっても大好きです。この話を娘としていたら、「大切に丁寧に育ててもらったのに、なんでかなぁ」といったので、「菊の苗にコスモスが咲け」といっしょうめんめいだったのよ。「私菊か」と娘がいって思わず笑い合いました。
本当に、母も厳しくて、私に「菊の苗にバラが咲け」と必死だったのでしょうね。私は私の花をさかせればいいのだと思えるようになりました。

福音館書店の六十周年で佐々木正美さんの講演会があったようです。
そのことが少しツィッターでのっていました。
子どもを愛することが、しっかり抱きしめることが大切。
佐々木正美さんの「子どもへのまなざし」と河合隼雄「こころの子育て誕生から思春期まで」脇明子さんの「読む力は生きる力」は私の大切な本です。読み返し読み返ししていたのに、やっぱり娘たちに、「良い子に」なってもらうことを押しつけていたのだと思います。

が、今日から娘は三年生、「よく三年生になってくれたね。嬉しい」と送り出したのですが、仲の良い友だちと離れて、大好きな先生と離れて、最悪のクラスだったそう。「そんな最初から色眼鏡でみなくても」と思いながら話をきいて、励まして、共感して、ずいぶん落ち込みは少なくなって、「まだ始まったばかりだからね」と自分で結論をつけた娘をみて、ずいぶん成長したなぁと思いました。

お母さんの看護、むりなさらないでくださいね。時には空をみあげて
リフレッシュしながら、お過ごしください。

2012年4月9日 8:30 PM | りこ

りこさん、いつも温かいコメントをいただき有難うございます。

お嬢さんの「まだ始まったばかりだからね」
という言葉に私までほっとしました。
受け止めて聞いてくれる人がいるから、また前を向いて行こうと思えるのですよね。

沈丁花、チューリップ、鶯、小鳥・・・春、夏、あき、ふゆ・・・季節ごとに変わって行く庭・・・
昔住んでいた実家を思い出しました。

多感なお嬢さんとりこさんの素敵なかかわりは、豊かな自然に囲まれてもいるのですね。

2012年4月11日 10:22 PM | kokoronosoegi

>子どもの頃の感性は、もうなくなったなあと気づいてからもう何年経つのか?

私も小学校低学年の頃、下校時に大粒の雨がアスファルトに叩き付けられてウォータークラウンが出来る様子が

「チューリップが沢山咲いたみたいだ」と何時も心の中で思っておりました。

初秋の夕方のむく鳥の群れも印象的でした。

そんな幼い頃から、我が家の子は学校に行かなくて傘の外の人になってしまったかと
あの子に私の様なウォータークラウンの様な物は有ったのだろうかと
大人の世界では、ユングだラカンだと考え方が違うでしょう。
でも、目の前に居る子供はユングもラカンも関係無い。

2012年4月18日 7:18 PM | 祇園祭

ウォータークラウンって、言葉自体がすてきですね。
祇園祭さんも、子どもの頃印象に残ったイメージを思い出してくださったんですね。

学校へ行かないと時間がたっぷりありますから、
子どもさんはゆっくり観察したり、じっくり味わったりすることができたのでは・・・。

思考や行動は他者に理解されやすいですが、感情、感じたことはうまく言葉にしにくいので、
なにを感じているのかわからないですね。
でも、自分とはちがうけどなにかを感じているのだな、と子どもの心を思うときは、私自身がわくわくして面白がっています。

2012年4月19日 10:44 PM | kokoronosoegi

娘は、少しずつ新しい学校生活に馴染んでいっているような。毎日エネルギーは使っていますが、友達や先生に分かち合ったもらって、なんとか過ごしているようです。他の人と違う細かな心の動きや、季節の移り変わりに目を向けてしまい、とらわれて、苦しんでいますが、
これも私と思えるようになったということは、進歩だと思います。
それを私は、笑ったり、おかしいといったりはしないので、何でも話してくれるようになりました。きっと、祇園祭さんの子どもさんも何かを感じたり、思ったりして、心を動かしていると思います。

義父の写真友達がののはなの写真をたくさんとって下さいました。
ので、本と関連づけて、この花が象徴的にでてきますと書いていますが、もともと、これは、娘がキュウリグサという野の花をみて、「これ西の魔女が死んだのまいが、わすれなぐさと思っていっしょうけんめい育てた花だよね」と言う言葉からです。雑誌のモエにもそんな特集があったのですが、私もキュウリクサをワスレナグサと思ったことがあるし、娘達二人もその経験があるのです。本当にキュウリグサは可憐でかわいい花なんですが、摘むとキュウリの匂いがするので、この名前なんです。

この間、尾木直樹さんのアナザスカイがオランダだったので、娘と二人でみていたけれど、日本は、親も学校も過干渉で、自分で行動することを取り上げているような気もします。私も過干渉で、反省するところも沢山ありますが、でも、少しずつ子どもに任せられるようになった気がします。

2012年4月20日 11:43 AM | りこ

りこさんのおじょうさんが、新しい環境になじんでいこうとがんばっていらっしゃるので、私も励まされてます。

キュウリクサをネットで見ました。可憐な花ですね。この青の色、好きです。本当にワスレナクサにそっくり。

うちのおっちゃん(夫)は山が好きなので、初めて植物園に誘った時、豪華な花壇をみて
「なんて下品な花ばっかりなんやろ」と言うので、ええっ?ておどろきました。

その後、おっちゃんから野の草花の名前をたくさん教えてもらって、私も野の花に開眼したんですけど・・。(笑)
でも、ちっとも名前を覚えられません。

2012年4月21日 11:15 PM | kokoronosoegi

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