福本早穂の教育心理カウンセリングオフィス、子どもと家庭の相談室こころのそえぎ 京都市山科

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こころのそえぎ日記(ブログ)

2012年6月

6月1日深夜に母が永眠しました。

私と兄が両側から母の手をとり、見守るなかで息をひきとりました。

 

 

どんどん子どもに帰って行ってたけれど、私や私の家族、孫やひ孫の顔はわかっていたので、

なくなる前、会いたい人みんなに会えて、

「うれしい」「ありがとう」「結構なおもいさせてもらって」

とくりかえしていました。

みんなおばあちゃんが大好きなのがわかるのか

「来られる方みんな、おばあちゃんを見る目がやさしいですね」

とおっしゃった看護師さんもいました。

 

 

看護師さんたちにも

おむつ替えの度に

「お願いします。」「まあー手際のいいこと」

「ああ、気持ち良くなった」「有難うございます」

 

イケメンの若いドクターが巡回にみえると、

回らなくなった口で「先生、握手してほしい」(私が通訳しました。(笑))

 

食べられる間は、好きなものを口に運ぶと「あーおいしい、あんたも食べて」

 

食べるのが苦痛になり、水を欲しがるようになってからは、

水を飲ませてあげるたびに「あー、おいしー!」

孫が慣れない手つきで吸い飲みから水をあげると、

「うん、じょうず、じょうず」

(私は、誤嚥しないかとひやひやしてたんですが。)

 

 

何にもできなくなっても、人のお世話になるしかなくても、

なんでも感謝し、喜ぶ、ということが

こんなにも人にやさしい気持ちを起こさせるのですね。

 

亡くなった後、看護師さんが

「申し訳ないけど、私たちの方が癒されていました」と。

 

毎日アロマオイルでマッサージしてあげた手足は、象牙みたいにきれいでした。

その足で、「もう1回土の上を歩きたい」と私には言っていました。

 

「大変でしたね。お母さんもしあわせだったでしょう。」

といろんな方からねぎらいの言葉をかけていただきました。

でも、最期の時間を心おきなく傍についていられたのは、

周囲の理解と助けがあったから。

毎日ご飯をつくってくれた娘たち。

ときどき、付き添いを変わってくれた子どもたちや兄夫婦。

母の好きな山の草花を摘んできてくれた夫。

年度初めの業務を変わってやってくださった♪あんだんて♪スタッフ。

なにも思い残すことなく看病できました、ありがとう!

 

 

 

 

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