福本早穂の教育心理カウンセリングオフィス、子どもと家庭の相談室こころのそえぎ 京都市山科

こころのそえぎ

子どもと家庭の相談室へようこそ

6月1日深夜に母が永眠しました。

私と兄が両側から母の手をとり、見守るなかで息をひきとりました。

 

 

どんどん子どもに帰って行ってたけれど、私や私の家族、孫やひ孫の顔はわかっていたので、

なくなる前、会いたい人みんなに会えて、

「うれしい」「ありがとう」「結構なおもいさせてもらって」

とくりかえしていました。

みんなおばあちゃんが大好きなのがわかるのか

「来られる方みんな、おばあちゃんを見る目がやさしいですね」

とおっしゃった看護師さんもいました。

 

 

看護師さんたちにも

おむつ替えの度に

「お願いします。」「まあー手際のいいこと」

「ああ、気持ち良くなった」「有難うございます」

 

イケメンの若いドクターが巡回にみえると、

回らなくなった口で「先生、握手してほしい」(私が通訳しました。(笑))

 

食べられる間は、好きなものを口に運ぶと「あーおいしい、あんたも食べて」

 

食べるのが苦痛になり、水を欲しがるようになってからは、

水を飲ませてあげるたびに「あー、おいしー!」

孫が慣れない手つきで吸い飲みから水をあげると、

「うん、じょうず、じょうず」

(私は、誤嚥しないかとひやひやしてたんですが。)

 

 

何にもできなくなっても、人のお世話になるしかなくても、

なんでも感謝し、喜ぶ、ということが

こんなにも人にやさしい気持ちを起こさせるのですね。

 

亡くなった後、看護師さんが

「申し訳ないけど、私たちの方が癒されていました」と。

 

毎日アロマオイルでマッサージしてあげた手足は、象牙みたいにきれいでした。

その足で、「もう1回土の上を歩きたい」と私には言っていました。

 

「大変でしたね。お母さんもしあわせだったでしょう。」

といろんな方からねぎらいの言葉をかけていただきました。

でも、最期の時間を心おきなく傍についていられたのは、

周囲の理解と助けがあったから。

毎日ご飯をつくってくれた娘たち。

ときどき、付き添いを変わってくれた子どもたちや兄夫婦。

母の好きな山の草花を摘んできてくれた夫。

年度初めの業務を変わってやってくださった♪あんだんて♪スタッフ。

なにも思い残すことなく看病できました、ありがとう!

 

 

 

 

コメント

さほさん

最期を看取られたご様子が目に浮かびます。

「人は恩恵に満ちて生きている
 恩を感じるところに人生がある」(だったかな?)

まさにこの言葉を思い出しました(数年前目にしたカレンダーの標語です)

またお会いできる日を楽しみにしています
ゆっくりでいいですよ♪

2012年6月14日 9:10 PM | さりー

さりーさん、介護のたいへんなとき見守ってくださっているまなざしを感じていました。
「恩を感じるところに人生がある」なんて
なんだかこみあげてくるものがあります。

やはり人は一人で生きていないんですね。

2012年6月14日 10:10 PM | kokoronosoegi

さほさん

お母様の最期をみとられたのですね。
長く、書き込みがなかったので、最後の時をゆっくりと過ごしていらっしゃると思っていました。お母様は、喜んでみえると思います。

お母様も長い闘病お疲れ様でした。そして、さほさんも長い看病お疲れ様でした。いろいろとしなければならないことも多いのでしょうがゆっくりとお休みください。

感謝しておかげさまと生き抜かれたお母さんの姿。とても美しいと思いました。

2012年6月14日 11:22 PM | りこ

さほさん。お母様をみとられたのですね。

お母様を通じて、お母様を慕う方々とのつながりやふれあうい、新たな一面との出会いなどもおありになったのだろうと感じました。

ご冥福をお祈り致します。

2012年6月14日 11:42 PM | とのひろ

さほさま

先週の日曜日〜月曜日 母を連れて姉と京都に出かけていました。
すっかり足の弱った母を車いすに乗せ 京都の街を歩きました。
宿泊先の窓から京都のまちが見渡せ、さほさんは今頃 この近くの空の下でおかあさんを看病中かな・・と ふと思っていました。
 よく看られましたね。  お疲れ様でした。 
 
あんだんて日記を見せてもらっていて、スタッフもみんなで さほさんの心の添え木となって さりげなく でもしっかりと支えておられるんだな・・と 感じました。 

 また 少しづつ みなさんのためにさほさんを使っていってください。

2012年6月15日 4:26 PM | KOBEまいん

りこさん 静かであたたかなコメントを有難うございます。
看病中、はげましのコメントを何度もいただいてうれしかった。

これから、コメントに書いてくださった絵本をゆっくり読んでみようと思っています。
これも、母の引き合わせなのかも。。

2012年6月15日 8:47 PM | kokoronosoegi

とのひろさん 思いがけない方からコメントをいただき、うれしいです。
想像していただいた通り、めったに会わない親戚の子が立派に成長している姿を見て、
母もうれしかったでしょうが、私もしみじみよかったなー、と思いました。

2012年6月15日 8:51 PM | kokoronosoegi

KOBE MINEさんも今、お母様と貴重な時間を過ごしていらっしゃるのですね。

自分で思っている以上に私は疲れているようで、溜まっている片付けなど少ししただけで、
ヘタってしまいます。

> また 少しづつ みなさんのためにさほさんを使っていってください。

胸にひびく言葉ですね。有難うございます。
母も「あんたは今やってることを続けていったらいい」と言ってくれていました。

明日、なんと香川県観音寺市で講演に呼ばれています。
がんばって子どもたちのために伝えてきます。
「競争」ではなく「共生」の関係を。

2012年6月15日 8:59 PM | kokoronosoegi

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