福本早穂の教育心理カウンセリングオフィス、子どもと家庭の相談室こころのそえぎ 京都市山科

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こころのそえぎ日記(ブログ)

2012年9月13日(木曜日)

米の小学生の65%は、大学卒業時には今は存在していない職業に

米デューク大学のCathy Davidsonの研究によると「2011年度にアメリカに入学した小学生の65%は、大学卒業時には今は存在していない職に就くだろう」ということ。

子育てサービス事業「NPOフローレンス」の駒崎弘樹さんのブログに紹介されていました。http://komazaki.seesaa.net/article/291495676.html

確かにIT関連、介護サービス、などちょっと考えただけでも私が若いころにはなかった職業がずいぶん増えました。

昔は、そんなこと職業になるのか?と思えるような仕事が今はちゃんと事業になっています。

 

おっちゃん(夫)は、これからは第一次産業に従事する人が増えないといけない、と言ってます。

とくに戦後農業、林業など政策として抑えられてきた産業が昔に戻るのではなくて、ITの活用などと共に、新しい形で盛んになってくるといいなと思うのです。

 

それから、子育て、家事、介護など女性の無償労働で支えられていた仕事も多様なサービスを受けられるといいね。必要なときだけ少し手助けしてもらえるだけで、ぐんと生活しやすくなります。負担がだれかに偏ることで、いろんな軋轢や葛藤がうまれているのだから。子どもの虐待も減ると思います。

 

駒崎さんは、子育て事業の人らしく、子どもの教育について述べています。

>そうだとすると、僕たちはどのように子ども達を育てていけば良いのだろう、という疑問が湧く。「とりあえず良い大学に行けば正社員にはなれるだろうから、今は宿題頑張れ」というだけでは、正しい教育指針とは言えなそうだ。

 

切り口は違うけれど、私も不登校の子どもの成長をみていて、同じことを考えていたので、うれしくなりました。

 

何かの専門性を身につけて、それを常に学びつづけ向上させていく。

違う専門性をもったもの同士が、(時には国がちがうこともあるだろう)相互理解しながらひとつのプロジェクトに向かってつくり上げていく能力。

問題を見つけて(気づく力)、仮説を立て現実に試してみる、うまくいかなければ新たに仮説を立て解決していくというような試行錯誤する能力。

などがこれからグローバル化する時代にはますます必要になってくるとおっしゃっています。

また引用

【連続的学びとコラボレーションと試行錯誤を下支えする力】

連続的に学び続けるためには、「学ぶのは楽しい」「もっと知ろう」という心の傾き、すなわち「内発性」が必要になる。また、コラボレーションには、他者に可能性を認め、そこに言葉によって働きかける「他者への信頼感」が重要だ。そして問題発見・解決力のための試行錯誤には、何度間違えても、ブロックを組み直していけば正解に到達するのだ、という「自己肯定感」が必要となる。ならば、親達はこれらの力を子どもたちが身につけられることを、後押ししていけば良いのではないだろうか。

 

これって不登校の子どもとかかわるときのポイントそのものなんですよね。

既存の教育のレールから外れた子どもたちが新たに教育の場に出ていくには、「内発性」「他者への信頼感」「自己肯定感」が育っていないと出ていけないのです。

せっかくレールからはずれたんだから、「レールに戻すこと」ではなくて、新しい道を子どもが見つけられるよう、応援してほしいですね。

「甘やかしてる」なんて無責任な批判にめげないで、しっかり見守り育てていきましょうねー。

そして、親自身もともに学びつづけていきましょう。古い価値観で子どもを苦しめないように。

 

 

 

 

 

 

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