福本早穂の教育心理カウンセリングオフィス、子どもと家庭の相談室こころのそえぎ 京都市山科

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こころのそえぎ日記(ブログ)

小学生の不登校

1月19日東大阪市の小学校で、複数の小学校からの先生方とPTAの有志の保護者の方々を対象に、講演させていただきました。
お呼びくださった先生を訪ねて当日伺うと、校長先生でした!

雨の降る寒い日でしたけど、校長室の扉を開放されていて、私が「閉めますか?」とお聞きしたら、「(向かいの)職員室とつながっていたいので開けたままにしています。」と。
それだけで何だか温かい人柄を感じてうれしくなりました。
小一時間ご一緒に話をしていましたけど、日ごろから先生方との連携やかかわりを大切にされている感じが伝わってきました。校長先生の姿勢でどんなにか教師の支えられ感が違ってくるか、分かる気がしました。

今回「不登校を考える」をテーマに、先生方と保護者のみなさんに「学校へ行けなくなった時の子どもがどれほどしんどい思いでいるか。そしてその親のつらさ」を理解してくださるように、話させていただきました。

近頃「心が折れそうだ」という表現をよく目にしますが、学校に行けなくなったときは、まさに「心が折れてしまった」状態です。
手足の骨折だったら、治るまでゆっくり休まないといけないとわかります。他の子と同じように走りなさい、歩きなさい、とは言わないですね。
でも、心は目に見えないので、なんとかして行かせようとしてしまいます。逆に、しんどそうなのを見かねて親が「ゆっくり休んだら・・・」と言っても、思春期の子どもは自分の心が折れたことを認めたくなくて、無理に動かしてしまいます。
でも、痛いので、暴れたり、夜中に叫びだしたりしてつらさを訴えます。中には夜中に親を責める子どももいます。

超多忙の1月だった・・・・・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/

気が付いたら、もう節分。
豆も巻きずしも用意していない・・・。^_^;
子どもたちが大きくなると、行事も忘れがちになりますね。

1月は前に書いていたけれど、講演と講座、研修が6つも集中していて、受けたはいいけど、
果たしてちゃんとこなせるのかどうか?
かなり気持ちは切迫していました。

でも、なんとか終わってほっと一息・・・つく間もなく次のタスクが待っているのですねー。

今回、不登校ひきこもり関係と福祉施設の講演と講座をつづけてやってみて、いろいろと見えてきたこともあり、
もっと多くの人に、不登校について理解してもらいたいという気持ちが強くなりました。

つい安易に流れがちな筆不精にむちうって、ぼちぼちと書くことにします。
しんどい子どもたちの理解のために、どうぞ読んでくださいねー。

あけましておめでとうございます。

年末からお正月にかけて、風邪気が抜けなくてぐずぐずしてました。(のっけから不景気な話ですみませんね。)

いつも12月に入ったら、計画を立てて片付けや掃除をしなければと思うのですが・・・(ムリムリ)

家族が体調を崩したり、いろんな雑多な用事がどんどん入り込んできて・・・(そうそう)

と言い訳するまでもなく、結局毎年押し詰まってからバタバタと・・・(いつものこと)

でも、バタバタできる元気がまだあるってことですよね。(で、風邪ひいちゃったね。)

 

それでも、一人暮らしの次女も帰ってきて家族そろってお雑煮でお祝いできました。

去年の震災、原発事故以来、無事でいることのしあわせをしみじみ感じます。

何でもない普通の暮らしの大切さを思い、有難さが胸にしみます。

なにげなくやっていたけれど、こんな家族の毎日を支えてきたんだなと(十分とは言えないけれどそれなりに)、ちょっと自分をほめてやりたい気がしました。

そして、細く長く被災地の方々に関心を寄せて、自分なりにできることをしていきたいと思っています。

 

おっちゃん(夫)は、毎年恒例の大みそかは(山に)登りおさめ、2日には登り初め。

 

1月は、講演や講座、研修が目白押しです。一年分がひと月に凝縮したような感じ。

基本的に、お招きいただいた講演、講座などはすべてお受けしようと決めています。

不登校の子どものしんどさ、親のつらさを経験し、支援者としても活動している者のお役目だと思っているので。

 

今渦中の親御さんや教師、専門家だけでなく、身近なところで不登校に縁のない人に理解していただくことで、

少しでも不登校の子どもに理解者が増えれば、今ほど子どもたちが苦しむこともないと思うからです。

理解者が増えれば外に出やすくなり、ひきこもることも少なくなると思うのです。

子どもは不登校の心の状態に理解のない言葉や視線に出会うと、こわくて外に出られなくなってしまいます。

それが長期のひきこもりになる大きな要因です。そうなると親も子も苦しい人生を送ることになってしまうでしょう。

 

なので、一人でも多くの方に理解していただきたくて、話をさせてもらいに行っています。

 

本当は、もっと話し上手で笑いもとれるような話し手だったらいいのですが、元は人前で話すことは苦手だった人なので(「うっそー?」という声もあり(^_^;))、

とにかく一生懸命伝えようと思って話をさせていただいています。

後でたくさんの好意的な感想をいただくので、伝えたいことを受け取ってくださっている手ごたえを感じていつもうれしいのです。

 

年明け最初の講演は、1月19日夜、東大阪市の小学校で  

先生方とPTAの保護者の方々に聴いていただきます。

今までは、不登校の当事者だったり、先生方や支援者の研修が多かったので、不登校に縁のない保護者の方がどういうふうに聴いてくださるか、どんなことを知りたいと思ってくださっているのか、手探りで考えています。

 

 

今年もますます忙しくなりそう。体に活をいれながら、休みも入れながら(これが課題)

老母とつきあいながら(こっちのほうが課題かも)

やっていきます。

今年もどうぞよろしくおつきあいくださいませ。<(_ _)> 

 

不登校の賜物

学校へ行けなくなり始めた当初は、初めての経験に子どもも親もうろたえ混乱している。子どもの状態をどう解釈してよいのか、どう対応したらよいのか、わからない。

 

そんな時期からだんだん家で落ち着いて過ごすようになると、子どもとの長く深い付き合いが始まる。

学校に行っていたら考えられないほど、親子の会話があり、おのずとお互いの考えや感じ方が伝わる。

 

 

子どもって、親が思っているよりずっと親のことを気遣っている。

親も子どもの顔色に一喜一憂しているけれど、子どもは親以上に親の顔色を見ている。

自分のせいで親がしんどいのだと思うととてもつらくて、かえって親にあたったりする子どももいる。 (さらに…)

クロード・スタイナー博士・・・つづき

厳しい親の心CP(批判的な・支配的な親)は、

究極では、「言うことをきかないと、もう知らん!」と突き放す親である。

とスタイナー博士がおっしゃっていたのを何度も思い出すのです。

 

言いかえれば、「思い通りにならないお前は見捨てるぞ」

というメッセージなんですね。

不登校やひきこもりの子ども・若者にとって、これは恐ろしいメッセージです。

自分の内なるCPに責められてつづけて、動けなくなっている上に、親からこのメッセージを受け取ると、ますます委縮して動けなくなってしまいます。

 

だから、温かい優しい親の心NP(養育的な親)が必要なんですね。

「どんなあなたでもいい。ずっと傍にいるよ。」

という温かい見守りの目を感じると、子どもはエネルギーを回復していきます。

心身の回復を待って、

そこからどう社会につなげるか、

を冷静な判断力A(大人の心)を使って模索していくのです。

 

でも、これは親にとって相当しんどいのです。

CPで、子どもを責めるほうが余程ラクです。

カウンセリングや親の会に行って、NPの気持ちになっても、

身近なだれかから「そんな甘いこと言ってて大丈夫?」なんて言われると、

また迷い、悩んだりします。

いつもCPとNPの間を揺れ動いているのです。

でも、子どもが元気を回復していくにはNPが必要なんですね。そしてそれは、適切な情報や判断のAに裏付けされた

NPなのです。

 

 

出会いをつくる

今日は、地域の若者サポートを考える会に参加。

行政の方からNPO,民間の支援団体、大学の政策部の先生までいろんな人が集まって、「一緒に考えるための場と人」をどう確保するか、

話し合った。

10人ほどの会合だが、

いろんな立場の人が、自分の立ち位置から話をするので、聴いているだけでおもしろい。

でも、具体的には今の自分の活動とどうリンクするのか?、ぴんとこなかったけれど、ひとつふたつ拾えるものはあった。

 

不登校支援の活動のひとつとして、経験者が今しんどい渦中の子どもと交流するピア・サポート事業を紹介したので、大学の先生が学生を紹介すると言ってくださった。

講義のなかで、「200人のクラスだから、この中には中学高校時代に不登校を経験している人が20人や30人はいるだろう。君たちの経験を活かせる場がきっとある。その経験があるからこそ、できることがあるんだよ。」という話をされたら、あとで話を聴きに来た学生が二人いた、ということだった。

 

「20人はいるだろう。」と言ってくださって、「自分ひとりじゃないんだ」と安心した学生は多いのじゃないかな?そして、その経験はプラスに活かせるのだと意識を開いてくださった先生に感謝。

学生が自ら名乗りをあげて、自分の経験を活かしたいと思っているのは、自分もよい支援者に出会っているからだろう。

そして、不登校の経験があるから今の自分があるのだと肯定的にとらえているからだろう。

 

こんなふうに

よい出会いの連鎖がつながっていくように願って、出会いの場をつくっている。

 

・・・・それにつけても、この忙しさよ。ナントカナランカ?・・・・・ナランナランランラン!

 

クロード・スタイナー博士

12日13日、交流分析協会の全国大会でした。

米国から来られた交流分析の創始者エリック・バーンに師事したクロード・スタイナー博士は、8?歳。

哲学者のような風貌で、ときどきジョークを交えながら話されました。

その中でとくに強調されたのは「CP(批判的な親の心)の排除」

CPは、親からの支配や強制によって取り入れた価値観や観念などだが、それらは大人になってからは自分の心の声になって、いつまでも自分を縛る。

「・・・・しなければならない」「・・・・すべきでない」など、私をNOT OKにする厳しい心の声でもある。

 

たとえば、いじめを見ていていじめられている子どもを「助けなくては」「助けるべきだ」。いじめを「やめさせるべきだ」というのは正義感から出ているので、一見CPのように思うが、

その思いはNP(養育的な親の心)のやさしさから出てきたものである。

だからCPの声をNPに変えていく努力が必要なのだ。

という話でした。

 

「怒る」と「叱る」のちがいを思い出しました。

「怒る」というのは自分の怒りの感情を相手にぶつけること。

「叱る」というのは、冷静になぜいけないのかを言って聴かせること。

叱る前に、NPでじゅうぶん心の交流があり、信頼があること。

 

単純に考えて、好きな人のいうことはきくけれど、

きらいな人の言うことはきかないですものね。

 

心の声としてのCPが排除されたら、心がオープンになるでしょうね。

 

 

 

 

深い青・・・パステルアート

以前にパステルアートに来てくださった方の作品です。

 

高1の女の子が、初めてお母さんと来て描いてくださいました。 

明るくやさしい色が多いパステルですが、            

驚くほど深みのある色を出してくれました。

 

お母さんは、「暗い・・・」と気にしていらっしゃいましたが、いえいえ、こんなにはっきりと描きたいイメージをもっていて、それを表現できるなんてすごいでしょ!

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